韓国首相 チョン・ホンウォン首相が辞意を表明

韓国　チョン・ホンウォン首相が辞意を表明しました。

韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故を巡って
韓国政府が船に乗っていた人数や救助された人数の集計を間違えた事や、

捜索の状況についての説明が二転三転した件などに対して
批判が高まっていました。

４月２７日午前１０時からソウルで緊急の記者会見を開き
政府の対応の不手際を認めて、

責任をとって辞任する意向である事を表明しました。


【チョン・ホンウォンの簡単なプロフィール】

Chung Hong Won

大韓民国の弁護士、検事
国務総理（首相に相当）
釜山地検検事長、法務研修院長などを歴任した。

生年月日　1944年10月9日（69歳）
出生地　日本、慶尚南道河東郡
出身校　成均館大学校卒業
前職　大韓民国法務研修院長
所属政党　セヌリ党

第42代　大韓民国国務総理
就任　2013年2月26日
大統領　朴槿恵（パク・クネ）


1944年10月9日、大日本帝国統治下にあった慶尚南道出身。

晋州師範学校、成均館大学校を卒業後、
1972年に第14回司法試験に合格し、
1974年にソウル地検永登浦支庁の検事となった。

以来、最高検察庁では中央捜査部課長、
ソウル中央では地検特殊部長を務め、

また釜山地検と光州地検では検事長を務めるなど、
検事として30年間活動した。

2003年には法務研修院長、
2008年には大韓法律救助公団理事長となり、
その後は弁護士として活動した。

法曹界以外では、中央選挙管理委員会の常任委員として活動。

韓国においてマニフェスト運動を初めて提唱し、
また電子投票制度の導入にも関わるなど、
選挙制度改革に尽力した。

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